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bird feeder station practice

バードフィーダーという野鳥観察スタイルがある。
野鳥にとって餌の確保が難しい冬の季節のみ人間が餌の手助けをするという行為は、両者のささやかで慎ましい共生の一例とも言えないだろうか。

この取り組みは、最も効率的に、より自然に近く、人間の叡智を集合させて、といった主観的理想を生み出すことを目的としない。
複層性を孕んだ現象と対峙し、思索の森に分け入る。
微かな兆しを感じ取り、再び造り、待つ。
始まりも終わりもない、自然界の時間秩序に準えた超長期プロジェクトとする。

そうして人間の専有領域を自然へと還元し、再び健全でゆるやかな共生関係を探ることを試みる。
いわば、バードフィーダーを媒体とした自然とのダイアローグである。
人の手が加わらず、以前の姿が残る裏山に面したこの場所。
モグラやヘビ、サルなどの思いもよらない生物との遭遇と共存を、過去から静謐に繰り返してきたこの地は、自然界と人間界の境目であり、裂け目である。
dialogue 01
揺らぎと釣り合いについての対話 




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バードフィーダー
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copy editor(introduction) : miyu saito